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kabu
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非常識ビジネススキル論(その2)
-日経BP引用-
───────────────────────────────────
非常識仕事術 その2 “Hot Head, Cool Heart”の仕事術

イギリスの経済学者マーシャルの有名な言葉に、“Warm Heart, Cool Head”という
経済学者に向けた心構えがある。鉄の論理と温かい情の併せ呑みを要請していると
いう意味では、社会科学の女王といわれた経済学の限界を示唆するよい言葉である。
理と情の共存である。

ここでお伝えしたい第二の非常識仕事術は、これをもじって、“Hot Head, Cool
Heart”と名付けたい。興奮気味の頭で理論を無視して、かつ、他人の心を無視しろ
などというと唯我独尊気味の冷たい独裁者の思考法のように見えるかもしれないが、
そうではない。仕事でもっともパフォーマンスを高めるための仕事術だと思っていた
だきたい。

頭がホットに回転する状況を維持しつつ、心は冷静に焦りを感じずにいられる。そ
う、車で言えばエンジンは熱いままで、レーサーは滅茶苦茶冷静。そんな組み合わせ
のみがあなたを仕事の達人にする。

前回、“実は、時間は忙しい時にだけ生み出せる”。特に、忙しくて勉強する時間が
ないとお嘆きの読者に、“そうじゃない、忙しい時しか勉強できない”ということを
申し上げた。目の前の仕事に頭のエンジン点火が済んで、エンジンも快調に回ってい
る。そんな時に、ふっとマンネリ感を感じて他のテーマに目が向く。そこに、自分の
勉強したいテーマを割り込ませる。効率がいいですね。

しかし、気持ちが目の前の仕事で焦り狂ってるようでは駄目だ。冷静に、Cool Heart
でいることが条件だ。筆者は、若いころ外国為替のディーラーの仕事をしていた。
これはこなせないという程の仕事量が、本当に10秒-20秒という短時間に発生するこ
ともあった。冷静でいられる時は、まるで、一瞬が映画のコマ送りを見ているように
明確に把握できた。焦ったら終わりである。実は、仕事術の達人となるには、焦らな
い自分を作ることが一番の早道である。

では、どうするのか。焦らない自分を作るために筆者が実践していることは3つあ
る。第一に、何をしたらよいか分からない不安を除去する。第二に失敗の不安を除去
する。第三に先手主義を徹底して仕事を自分の下僕にすることである。不安は怖い。
不安や焦りは、一気に自分の視野を狭め、考えを浅くして、上滑りした質の悪い仕事
に我々を導く。不安から自由になろう。

不安は、大きく2つに分類できる。

第一に漠然とした不安-たくさんの仕事がありそうなんだけど、できないような気が
するといった漠然たる不安。何をしたらいいかが混乱して分からなくなって不安が生
まれるケースがある。

そんな時は、週に半日、机の前に座って、何をしなければいけないかを考える時間を
持て。深呼吸して、やるべきことをすべて書き出せ。いったん書き出したらその紙を
机の端に隠してしまえ。そして、何をどういう優先順位で行えばよいか、どういう手
順で行えばよいかを、ただひたすら考えろ。そして、その工程を丁寧な字で(字数は
少なくてよい)違う紙に、きれいに書け。字を書くことに集中して、きれいに書くの
がポイントだ。自分の気持ちに集中力が生まれて、頭が冷静に整理されてくるのを感
じるであろう。このきれいに書いた紙を元に作業をこなせばよい。最初に書いた紙
は、汚く、整理されてなく、優先順位もついてないはずだ、こんな紙でTO DOリスト
を作っては駄目だ。最初の紙はメモと思って捨てること。これで何をしたらよいかと
いう不安は消える。

第二に失敗の不安の除去である。

これは一言だけ言葉を唱えるようにしている。“やるだけやろう。失敗してもいいか
ら全力を尽くそう。”これだけを何回も唱える。仕事へ情熱のインプットはできる。
でも結果は他人が判断するもの、うまく評価されないこともある。それは自分の力の
外にある出来事だ。だから、自分のできることに全力を尽くし、その結果が失敗でも
しょうがないという達観の気持ちを持つことが重要だ。

やるべき仕事が分かり、失敗を恐れなくなり、焦りをうまくコントロールできるよう
になったら、最後は、締め切りをひたすら早めに設定することを励行する。本当の締
め切りの何日も前に締め切りを設定する。どうせ、締め切り寸前にしか、本気で働か
ない、だったら、締め切りをいつに持っていっても同じだ。このことに気が付いてか
ら締め切りを早めにという原則を守るようにしている。仕事に対する考え方が変わ
る。仕事の奴隷から、仕事が奴隷という意識に変わるはずである。

“Hot Head, Cool Heart”の仕事術をぜひ実践していただきたい。
by kadu_m | 2005-10-13 15:00 | 仕事
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